ロシア国防省の機関紙「赤い星」は6日、「シリアの国土の91％が過激派組織から解放されている」と報じました。

　「赤い星」はこの日、国防省の情報を引用し、「シリア国内で、過激派組織『イスラム国』が支配している面積は全体の10％以下となった。シリアでは戦争は事実上停止している」と強調しました。また、シリアにあるロシア停戦協調センターは、「国内の主な都市や住民が主要なインフラ設備の復旧作業に取り組んでいる」としています。

　また、ロシア国防省によりますと、この1週間でロシア空軍はシリアで500回以上にわたり出動し、過激派組織の拠点およそ1380か所を破壊したということです。（朱　森）