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劉振民事務次官、人と地球を本とする持続可能な発展を強調

2017-10-04 14:00:15     cri    

 国連で経済社会問題担当の劉振民事務次官は2日、持続可能な発展は人と地球を根本にすべきだと話したと同時に、包摂的な成長の促進及び社会保障建設の重要性を強調しました。

 劉振民次官は第72回国連総会の社会、人道主義と文化を担当する第三委員会の開幕式で、「持続可能な発展に向けた努力には良い環境づくりが必要で、これには先進国も発展途上国も、大きい国も小さい国も、すべての国は経済成長の面で、いずれも大変複雑なチャレンジにさらされている。目下、一番重要な任務は『最も支援を必要とする国』、とりわけ、特殊な環境にある国を支援することだ」と述べました。

 最新統計データによりますと、今、全世界では7.66億人がきわめて貧しい状況での暮らしを強いられています。劉次官は「目下の発展軌跡に沿い、所得の不公平が変わっていないという前提の下で、最貧国、多額な債務を抱えている国及び動乱や衝突がよく発生する国に暮らす国民の約35%が、2030年になっても相変わらず極めて貧しい状況の下で暮らすだろう」と述べました。

 劉次官は「経済成長と雇用創出の間にずれがあるため、今の世界経済は十分かつクォリティのある就業を作り出すことができていない。十分かつ生産性のある就業を特徴とした包摂的な成長の発展を促していく必要がある。グローバルの生産年齢人口の成長スピードに追い付くため、世界経済は毎年4000万人分の雇用を創出する必要がある」と指摘しています。(Yan、Kokuse)

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