国有送電企業のステートグリッドが、農村部の送電網改造プロジェクトの第一期、第二期工事を予定より3か月早く完了したことが明らかになりました。工期が2年にわたった今回の改造プロジェクトには計1423億6000万元が投資されたということです。

　このプロジェクトの完成により、農村部の送電能力がアップされたほか、農村部の経済と社会の繁栄に新たなダイナミズムが注がれ、社会全体の消費と投資が効果的に引き上げられました。

　なお、今回のプロジェクトについて、ステートグリッドの王延芳専属報道官は「農村部送電網改造プロジェクトは全体が5年計画で、総投資額は5222億元規模に達する。これまでの2年で、国からの任務であるすべての農村地区への電力供給、各村落での送電網改造と動力電力の開通工事など3つのプロジェクトを完了した。これによる受益人口は1.56億人に達する」との説明を行いました。（殷、む）