国連のグテーレス事務総長は22日、「77ヶ国グループと中国」年度閣僚級会議で、「77ヶ国グループと中国」が多国間主義および持続可能な発展を促進する面で果たした役割を高く称賛しました。

　グテーレス事務総長は、「『77カ国グループと中国』は持続可能な発展目標の実行および多国間主義の強化にとって極めて重要だ。『77カ国グループと中国』は集団指導力の変革的な力を発揮し、南南協力をリードし、協力パートナーシップが資源調達と支持の面で果たした役割を示した」と強調し、国連と「77ヶ国グループと中国」が持続可能な発展プロセスを推し進める面で、この強力な協力パートナーシップを引き続き保っていきたいと期待を示しました。

　グテーレス事務総長はまた、「現在、世界は一連の複雑な試練に直面している。同時に、未曽有のチャンスも目の前に現れている。関連の危機は、今までになかった形で多国間主義をそそのかすと共に、多国間主義の価値を証明する契機をも提供した。この状況の下で、我々の主要任務は、衝突と自然災害がもたらす最悪の影響や、社会の平和と安定および人々の福祉に影響を及ぼす人的脅威などを予防することだ。そして、これらの予防および持続可能な平和を確保する最もよい方法は包容および持続可能な発展だ」と述べました。（怡康、Kokusei）