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北京の国家博物館で「秦漢文明展」

2017-09-18 16:41:00     cri    

 北京にある国家博物館で17日、「秦漢文明展」が始まりました。今から約2000年前の、秦の時代から漢の時代までの文物300点余りが展示されています。その半分近くが、兵馬俑や金縷玉衣など国宝級の品々です。

 一部の展示品には、そばにQRコードが表示されており、スマートフォンで読み取ることで詳しい説明が見られるようになっています。QRコードによる案内に対応した展示品は60点あるということです。

 今回の展示について、企画側の単月英氏は「紙を発明したのは東漢(後漢)時代の蔡倫であると考えている人が多いかもしれないが、実は今回の展示物の一つである『西漢(前漢)時代の紙の地図』から分かるように、西漢時代の初期にはすでに成熟した製紙技術が存在している。つまり蔡倫は紙を発明したのではなく、既存の製紙技術を改良したのだ」と例を挙げた上で、「このような本当の歴史を知ってもらうために、この『秦漢文明展』を企画、実施した」と述べました。(鵬、謙)

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