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中国人民大学研究グループ「経済の上向き態勢は顕在化」

2017-09-17 14:32:01     cri    

 中国人民大学国家発展と戦略研究院課題グループは16日、中国経済に関する研究報告を発表し、「製造業発展の構造が最適化されつつあると同時に、経済の上向き態勢は日増しに明らかになってきている。今後、経済開放の度合いを一層引き上げ、全面的な回復を推し進めていくべきだ」としました。

 中国マクロ経済フォーラムのマクロ経済月間データ分析会議が16日、人民大学で行われました。中国人民大学国家発展と戦略研究院の王孝松研究員は課題グループの分析報告を説明しました。報告によりますと、この8月、中国の41の業界のうち、36の業界は付加価値の前年同期比増加を実現、596種類の製品のうち、377種類は前年同期比の増加を実現させたということです。また、汎用プラント製造業、専用プラント製造業、自動車製造業、電気設備製造業などはいずれも10%以上の成長率を達成しました。中国製造業の発展構造が最適化されつつある傾向にあるとされています。

 データによりますと、今年1月から8月にかけて、全国のオンライン販売売上高は前年同期比の34.3%増となり、2017年時のピークに達したということです。

 報告では、中国経済の上向き態勢は、最近世界経済の緩やかな回復にも関係しているものであり、外部による需要の拡大は中国の経済発展の重要な推進力となり、中国の対外貿易の持続的な成長を促した直接的な要因だと分析されています。(洋、Kokusei)

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