去年の国民投票でEU離脱が決まって以降、英国はEUの関税同盟からの離脱を表明してきました。15日に発表された文書は、「臨時関税同盟」の設立によって、EU離脱後の関税主権の変更がより秩序的に、スムーズに行えるとしています。
これについてデービスEU離脱担当相は同日、「英国はEUにとって最大の貿易パートナーで、『臨時関税同盟』の設立は双方の利益に合致する」と表しました。
英国がこのタイミングでEU離脱に関する手の内を見せたのは、「離脱における英国の立場が不明瞭だ」とする声に応えたもので、英国経済の確実性を増し、間もなく開かれる第3ラウンドの交渉を前に、すでに準備が整ったことをアピールする目的だとみられます。
(MOU、謙)
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