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ベルギー、「毒たまご」事件徹底調査へ

2017-08-08 15:46:27     cri    

 ベルギーやオランダ、ドイツなどでこのほど、鶏卵のサンプルから殺虫剤の成分であるフィプロニルが検出され、問題になっています。この問題は、現場では今年6月初めに発覚していましたが、ベルギーの食品安全庁が情報を隠ぺいし、影響の拡大を招きました。これについて、ベルギーの農業と食品安全を担当する責任者は7日、この「毒たまご」について徹底的に調査すると示しました。

 ベルギー連邦議会下院経済・農業委員会の会長は7日の発表で、「委員会と 連邦公共サービスは9日に調査を実施する。事件発生の経緯や、存在するリスク、ベルギーでの被害状況、そして食品安全庁が対応を遅らせた理由について調査を行い、事件の真相を究明する」と明らかにしました。

 オランダが輸出した鶏卵から、最初にフィプロニルを検出したのはベルギーの食品安全庁でした。その後、オランダが実施した調査で147の家禽農場の卵にフィプロニルが含まれていたことが分かりました。卵の輸入をオランダに頼っているドイツでは、すでに数百万個の卵が処分されたということです。(ZHL、謙)

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