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内蒙古タリン県、植樹で収入増加

2017-07-27 13:14:43     cri    


苗木育成の林地

 中国内蒙古自治区シリンゴル盟タリン県(多倫県)は砂を治めるため、面積にして100万ムー(約66.6万ヘクタール)にわたるモンゴリマツ(樟子松)を植えるプロジェクトを実施しています。これは、村民に収入増加の加速にチャンスをもたらしました。タリン県大河口村はこれを契機に、村民共同組合を立ち上げ、苗木を大いに育て、村民の収入増加に取り組んでいます。

 大河口村共産党支部委員会の鄭璽文書記は、「村民共同組合は村民から借りた土地でモンゴリマツの苗木を育て、販売している一方、緑化工事をも引き受けている。村民は、村民共同組合に貸し出した土地の貸出料金、一ムー(約0.06ヘクタール)につき毎年500元(約6300円)を手に入れるほか、緑化工事の参加によりアルバイト料も得ることができる。これまでに村民から借りた土地は100万ムー(約66.6万ヘクタール)にも達した」と話しました。

 「村民共同組合」は苗木育成の規模を拡大するため、投資を誘致しています。投資人の貢利明さんは、「100万ムー(約66.6万ヘクタール)のプロジェクトだから、大量のモンゴリマツが必要だろう。現地政府は村民共同組合に対し免税優遇政策を与えたり水力建設などに補助金を出したりしている。このことから投資によって大きな利益が生まれると信じている」と話しました。(張)

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