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ウクライナのポロシェンコ大統領は23日、Facebookへの投稿で、「24日に予定されている『ノルマンディー4者協議』の指導者電話会談で、ウクライナ東部ドンバス地区(ドネツク州とルガンスク州を含む)での早期停戦の確保を各側に促す」と明らかにしました。
ポロシェンコ大統領はこの中で「ミンスク停戦協定に基づいたウクライナ東部衝突の解決が、当面の唯一の活路だ。ウクライナ東部の紛争地域で本当の停戦を早期に実現できなければ、ロシアに対する制裁の強化を、西側諸国に引き続き呼びかけていく」と述べています。
ウクライナのメディアが伝えたところによりますと、フランスのマクロン大統領がこのほど、ドイツ、フランス、ロシア、ウクライナの首脳からなる『ノルマンディー4者協議』のメンバーによる電話会談の実施を宣言したということです。会談はフランスの斡旋により、7月24日に行われ、ドンバス地区の衝突について話し合われます。
ここ数日、ウクライナ東部では衝突がエスカレートする勢いを見せており、衝突の双方は共に、ミンスク停戦協定で使用が禁じられた重火器を使用しています。ウクライナ国防省の発表では、20日から22日までの間、政府軍の兵士少なくとも13人が戦闘により死亡したということです。(Mou、謙)
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