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赤十字国際委員会が23日、声明を発表し、イエメンにおけるコレラの感染拡大について懸念を示しました。
声明は「イエメンでは、戦乱が続いたことで衛生設備が破壊され、かつてないほどにコレラが大流行している。必要な措置を講じなければ、今年末までにイエメンのコレラ感染が疑われる患者の数は60万人を超え、すなわち、45人に1人がコレラ感染者となる可能性がある」としました。
赤十字国際委員会のペーター・マウラー総裁は、23日からイエメンへの訪問を開始しました。5日間の訪問期間中、マウラー総裁は医療従事者を見舞い、アデンやサナアといった都市を訪問して、イエメンの関係側とコレラ感染拡大の対応措置を討議することになります。
国連人道主義事務弁公室がこのほど発表したデータによりますと、コレラはすでにイエメンのすべての州に拡大し、感染の疑いのある患者は34万5000人に達し、死亡者数は1780人を超えたとのことです。(hj 謙)
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