中国初のスマート生産ブロックである「中関村スマート生産ストリート」が23日、創設1周年を迎えました。
「中関村スマート生産ストリート」は全長380メートルで、北は双清路、南は成府路に隣接し、付近には清華大学や北京大学、北京航空航天大学、中国科学院などの大学や研究機構があり、中国のスマート生産の普及とグレードアップの模範となることが期待されています。
MEMSセンサー、量子ドット技術、人工知能(AI)、ビッグデータなどが、中関村スマート生産ストリートの重点産業となっています。また、世界初の組み立て式モジュラーロボット「CellRobot」や、世界で最も先進的な語義分析システム「深度好奇」、次世代マイクロ2光子励起蛍光顕微鏡など、最先端の「中国発」の技術もここで開発されています。
この1年間で、中関村スマート生産ストリートに登録された企業の数は88社に達し、入居率は95%を超えました。これらの企業はいずれもスマート生産に関する研究開発と販売業務をこの街で行っています。
計画では、向こう3年で中関村スマート生産ストリートの技術成果の移譲と実用化は1万件を超え、技術取引総額が1000億元以上となる見込みで、そのうち、50%以上が北京以外の地域に導入されるということです。(ZHL、謙)
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