ティラーソン米国務長官は21日、「カタールは、テロ取り締まりで積極的な姿勢を示した」とし、カタールに対する封鎖を早期に解除するよう、サウジアラビアなど4カ国に促しました。

　これは、同日ワシントンで、訪米中のオマーンのアラウィ外務大臣と会った際に発言したもので、さらに、「カタールは、米国とのテロ取り締まり資金援助覚書の調印を積極的に進めており、サウジアラビアなど4カ国と協議を通じて問題を解決する意向も示している」と述べました。

　ティラーソン国務長官はさらに、「封鎖は、カタール国民にマイナスな影響を与えている。前向きに取り組むことで、カタールに対する封鎖の解除を検討してほしい」との考えを4カ国に対し示しました。（Mou、謙）