現地時間7月18日、第13回モスクワ国際航空宇宙ショーがモスクワ州ジュコーフスキー市で開幕しました。ロシアや中国を含めた26の国と地域からの約790のメーカーが出展し、最新の製品や数千項目にのぼる開発成果やデザインソリューションが展示されています。

　今回のショーでは、ロシアのミグ社が最新型のミグ35戦闘機を初めて一般公開しました。この機種はミグ29の改良型で、飛行距離と攻撃力が大幅に増強されています。

　また、ロシアのヘリコプターメーカーも未来型軍用輸送ヘリコプターを一般公開しました。輸送力が強く、反テロ活動にも応用可能なのが特徴とされます。

　一方、中国からは、中国航天科学工業グループが、防空、海上防衛、対地攻撃、ドローン、電子情報システムなど、五つの分野の防備装備模型を出展、中国初の低コスト小型固体ロケット「KZ－1A快舟一号甲」、及び中国で最も運搬力が強く、離陸パフォーマンスに優れた固体ロケットの模型が特別出展されているほか、中国航空工業グループが戦闘機やドローンなどの新製品の模型を出展しています。（朱、む）