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国連安保理は13日にプレス・コミュニケを発表し、イラクの都市・モスルが解放されたことに歓迎の意を表し、これは国際社会にとって過激派組織「イスラム国」(IS)との戦いにおける重要な一里塚であり、イラクの「イスラム国」を一掃するための大事な一歩だとしました。
コミュニケは、イラク政府がイラク全土の解放と安定促進のため、国連と持続的な協力を行ってきたことに賞賛の意を示した上で、すべてのイラク人が共に努力し、民族の和解を一層意識して、居場所を失った百万人以上の人々が安全かつ自主的に故郷に戻り、社会復帰することを呼びかけました。
イラクのアバーディー首相は10日、モスルの前線にある反テロ有志連合の指揮本部で、「イスラム国」の最大拠点だったモスルを完全に奪還したと発表し、モスルの解放を正式に宣言しました。
モスルはイラクで2番目に大きい都市で、首都バグダッドから北に400キロ離れたところに位置します。2014年6月に「イスラム国」に占領され、イラクにおける「イスラム国」最大の拠点となりました。2016年10月から、イラク政府軍によるモスルの奪還作戦が行われてきました。(Lin、謙)
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