万鋼・科学技術相が3日、東京で日本の鶴保庸介・科学技術政策担当相と松野博一・文部科学相とそれぞれ会談し、日本科学技術振興機構（JST）主催の中日科学技術交流シンポジウムに出席しました。

　会談の席上、双方は両国の科学技術イノベーションに関する新しい政策について交流し、両国の科学技術協力で収めた成果を認め、「両国の科学技術イノベーションにおける協力を行うことは共同利益に合致し、グローバルな課題の解決や両国ひいては世界にとって重要な意義がある」として、科学技術協力を一層推進することで共通認識に達しました。

　万科学技術相は、「中国政府は国家政策として、科学技術イノベーションを高度に重視し、イノベーションによる発展のけん引を行っている」と示しました。また、JSTが2014年からスタートさせた「さくら科学技術計画」の中日政府間の科学技術交流と協力への貢献を称賛するとともに、中国でも中日青少年科学技術交流計画がスタートしたことを明らかにしました。（ヒガシ、謙）