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第15回東アジアフォーラム、さらなる連携強化を強調

2017-06-30 20:53:32     cri    

 『ASEAN+3』協力20周年にあたり、第15回東アジアフォーラムが30日、湖南省長沙市で開催されました。

 東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国と中国、日本、韓国3カ国からの代表約100人あまりがフォーラムに出席し、「『ASEAN+3』20年来のプロセスを回顧、展望」、「中小企業のエネルギーを発揮」、「東アジア経済共同体の青写真を」という三つの議題をめぐって討議を行いました。


討議現場の様子


劉振民外務次官が基調講演

 フォーラム開催中、劉振民外務次官は基調講演を行いました。劉外務次官は「『ASEAN+3』協力メカニズムができてこの20年間、東アジアの特色をもつ『ASEAN+3』協力文化が形成された。現在の形勢の下で、各側が計画を立て、実務的な協力を深め、協力における新たなハイライトを作り上げ、『ASEAN+3』協力を新たな段階へと推し進め、共に東アジアの発展のすばらしい未来図を描いて行こう」と述べ、「そのために、中国側は各側に東アジアフォーラムをよく生かし、連携をよりよく強化し、東アジア経済共同体の青写真を早めに制定してほしい」と強調しました。


フォーラムの様子(右3は林禎二公使)

 在中国日本大使館経済部の林禎二公使がCRIの取材に応じた際、「日本は東アジアの国々と共に、インフラ施設や経済金融などにおける相互連結を推進し、『ASEAN+3』のメカニズムの中でより大きな役割を果たしていく」と述べた上で、「日中両国は現在、前向きな協力関係ができたし、そうした中で、日中の協力連携をさらに加速していきたい」との期待を寄せました。(取材・写真:趙雲莎)

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