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民宿でチベット文化を紹介

2017-06-28 14:23:02     cri    

5軒の民宿を経営しているゾウガーさん

完成したばかりの民宿に、お坊さん達が法会を

 ゾウガ-さんは雲南省迪慶(デチェン)チベット族自治州シャングリラ市の出身です。7年前、北京外国語大学を卒業したゾウガーさんは、両親の期待に答え、故郷に戻りました。シャングリラの金龍街で初のチベット族民宿を建てました。民宿の名は「天堂鳥」。その後、ゾウガ-さんは相次いで民宿5軒を開業しました。チベット族の文化が大好きなゾウガーさんは民宿を通して、宿泊のお客さんにチベット文化を理解してもらおうと努めています。

 民宿を建てる時、ゾウガーさんは農村を歩き回り、チベット族の文化を代表するタンカ(掛け軸形式の宗教画)や木の彫刻、置物などを集め民宿の飾り物にしました。そして従業員はすべてチベット族出身の人です。このやりかたについて、ゾウガーさんはチャキチャキのチベット族の従業員とのつきあいで、お客さんたちは、チベット族人の考え方や生活習慣を肌で感じとることができると思っているからだと言っていました。

 ゾウガーさんは、今後も民宿の経営に全力投球し、より多くの人をチベット族色豊かな山村に来てもらい、チベットの文化をより深く理解してもらおうと夢を膨らませています。(藍、kokusei)

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