ヨルダンのアブドゥッラー2世国王は22日、アンマンで、ヨルダンを訪問中の中国の王毅外相と会談しました。

　アブドゥッラー2世国王は、「ヨルダンは中国と、政治的相互信頼を一層強化し、実務協力を深め、経済貿易、投資、インフラ整備などの分野での協力を推進すると共に、安全保障、テロ取締りなどの分野で意思疎通と協調を強め、地域の平和と安定を維持するために貢献したい」と述べました。

　王外相は、「今年は中国とヨルダンの国交樹立40周年にあたる。

　このほど両国の元首は祝電を交わし、両国関係の発展に方向を指し示した。私の今回の訪問は両国の元首が確立した戦略的パートナー関係を実行に移すためである。中国は国交樹立40周年を契機に、『一帯一路』（シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード）の共同構築の勢いに乗って各分野での実務協力を深め、両国の戦略的パートナー関係を発展させていきたい」と述べました。（玉華、kokusei）