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チベット医薬学校、地元青年の夢に

2017-06-20 16:41:29     cri    
 世界の屋根と呼ばれる青海チベット高原の奥地に位置するゴロク・チベット族自治州には雪域大吉利衆藏医薬学校という専門学校があります。 

 この学校は現地では初の私立専門学校であり、全国初の福祉介護教育を行うチベット医薬専門学校でもあります。この学校の主な入学対象は、チベット族の貧困家庭の青少年です。国と地方政策のサポートにより、チベット族自治区の1000人以上の青少年が学費免除の就学機会を与えられています。

 中国で有名なチベット医薬の専門家ジャゼチンダイチェ氏は、チベットの伝統医薬を普及させ、貧困脱出を支援し、地元住民の医療状況を改善するといった目的を掲げ、2002年にこの学校を開設しました。

 この15年間で1400人以上の生徒が入学し、そのうち青海省、甘粛省、四川省などのチベット族の貧困層の青少年750人が学費を免除されました。卒業生の就職率は100%で、そのうち3割以上が学校の支援を受けて開業しています。

 副校長の郭養雄氏は、「15年の発展を経て、われわれは専門業務、教師の育成、インフラ施設などの面の改善とレベルアップを実現させた。本校のチベット族居住地域における知名度は高い。チベット族を対象に募集した生徒たちは、3年間の勉強で医薬の資格を取得し、卒業後はチベット族居住地域の医療機関に勤めることで、チベット族の市民のための医療サービスに従事している」と紹介しました。(殷、謙)

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