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高山の麓にひっそり チベット語教育を展開する中学校=雲南

2017-06-19 15:57:41     cri    

 

 迪慶州チベット語中学校は、雲南省迪慶チベット族自治州シャングリラ市にあります。この学校は、雲南省でも唯一チベット語と標準語のバイリンガル教育を展開する中学校であり、雲南省民族言語文字委員会が指定した「バイリンガル」教育の実験基地でもあります。

 

 現在、学校にはチベット族やリス族、漢族、ナシ族、ペー族、イ族などの学生2836人が在学、そのうち、少数民族の学生が総数の97%を占めています。この数年、学校は全国に向けて若い教師を一般公募、採用された教師129人は全て4大卒であり、中には重点大学の卒業生や大学院修了生も含まれます。

 

 バイリンガル教学に関しては、チベット語中学チベット語研究室は、迪慶州の実情に鑑みて、チベット語の正式な書式による文字と迪慶州で用いられているチベット語方言の両者に符合するテキスト教材を作成しています。これらの教材により、基礎段階から学生のチベット語レベルを向上すると共に、学校におけるチベット語教育と地方のチベット語教育との橋渡しを実現しました。

 2016年末現在、迪慶州でチベット語と標準語のバイリンガル教学を受けた小学生、中学生、高校生の数はそれぞれ在校生総数の24.7%、18.4%、16.5%に達しています。(玉華、む)

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