外務省の陸慷報道官は27日の定例記者会見で、エジプトで発生した襲撃テロ事件について記者の質問に答えました。

　26日、エジプトのミンヤ県で、キリスト教の一派であるコプト教徒を対象とした襲撃テロが発生し、これまでに28人が死亡、26人が負傷しました。

　この事件について陸報道官は、「中国は、エジプト・ミンヤ県で起きた重大なテロ事件に対し強く非難する。習近平主席、李克強首相、王毅外相はそれぞれエジプトのエルシーシ大統領、イスマイール首相、シュクリ外相に慰問を送った」と述べた上で、「中国はいかなる形のテロリズムにも断固として反対し、エジプトが国家の安全と安定を守るためにテロリズムの取り締まりに努めることを引き続き支持する」と示しました。（RYU、謙）