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欧州理事会のトゥスク常任議長と欧州委員会のユンケル委員長らは25日ブリュッセルで共にトランプ米大統領と会談しました。
会談後、トゥスク常任議長は「外交政策、安全保障、気候変動対策などについて意見を交換し、多くの分野で合意した。しかし、気候変動や貿易などでは意見の一致を見ていない。ウクライナ問題では同じような見解を持っているものの、ロシア問題では完全な意見共有ではない」としました。
また、トゥスク常任議長はトランプ大統領との会談で「EUと米国は利益だけでなく、価値観を通じて西側諸国を結束させ、価値観と原則を第一にするべきだ」と明言し、トランプ大統領が掲げた米国第一主義に反論しました。
一方、トランプ大統領はイギリスのEU離脱を支持し、NATOによる安全保障の枠組みを「時代遅れ」と批判しました。トゥスク常任議長は1月にEU加盟国首脳に送った書簡で「トランプ大統領の言論はEUにとって外的脅威の一つだ」との立場を示しました。 (ジョウ、keiko)
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