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李克強首相は24日北京で、中国を訪問中のドイツのジグマー・ガブリエル副首相兼外相と会談しました。
席上、李首相は「健全で安定した両国関係は、中国と欧州ないし世界にとっても前向きな意義を持っている」と強調しました。その上で「ドイツと共に、相互尊重と平等な対応、互いの核心的利益と重要問題などを尊重する立場で、意見の相違などに適切に対応して、両国の関係と実務協力の深化を推し進めていきたい」と、中国政府の姿勢を示しました。
これに対して、ガブリエル副首相は「両国関係は強固なもので、大切にされるべきだ」と述べ、「李首相のドイツ訪問を期待している。中国と共に、各分野における実務協力を深めると同時に、多極化・自由貿易化された世界を作っていくことに力を入れたい」と、ドイツ政府の立場を示しました。
なお、ガブリエル首相は今回の訪問期間中、北京で行われる中国ドイツ・ハイレベル人材と文化交流の対話メカニズムの第一回会議に出席します。(朱、謙)
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