北大西洋条約機構（NATO）のイェンス・ストルテンベルグ事務総長は18日、NATOと欧州連合（EU)との協力は新たなレベルに達していることを明らかにしました。

　ストルテンベルグ事務総長は、「NATOは引き続き、アメリカがリードする『イスラム国』という過激派組織を取り締まる活動を支持するが、シリアあるいはイラクに対する戦闘には参加しない」と語りました。

　EUの安全保障に関する閣僚会議が当日ブリュッセルで行われました。議題の１つは、EU加盟各国の安全保障を担当する閣僚とNATOのストルテンベルグ事務総長が、過去数か月に行った双方の協力進展状況について討論することです。

　また、テロリズム取締問題について、ストルテンベルグ事務総長は「NATOにとって、最も重要なことはテロリズム取締を継続的に支援することである。ただし、NATOがいかなる形であろうと戦闘行動に参加することを意味しない。これもとても重要なことである」と強調しました。（非　keiko）