韓国は15日、中国、アメリカ、ロシア、日本などに派遣する特使の人選を発表しました。そのうち、中国に派遣される特使は李海瓚(イ・ヘチャン)元首相です。李元首相が大統領の特使として指名されたのは、今回が2回目になります。
各特使は、それぞれの国の訪問中に、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の親書を渡し、韓国新政府からの協力強化の意向を伝えます。また、韓国の特使は、それぞれの国の高官と会談し、韓国の政策を伝えた上で、両国関係の発展について踏み込んだ意見を交わす予定です。
韓国大統領府によりますと、特使は新政府の外交ルールと理念を熟知しているため、韓国と関係国の間で訪問の日程を決めた後、ただちに特使を派遣するということです。
大統領府の関係筋は、李元首相が中国を訪問中に、高高度防衛ミサイル配置の問題と朝鮮半島の問題を含む両国関係について意見交換することを明らかにしました。また、訪中団には議員、元中国駐在外交官及びシンクタンクの研究者などが含まれるということです。(任春生、星)
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