「陝西省の発展と未来」−2017CRI外国人記者 陝西省取材の旅
⑥碑林はまさに石碑の林!
4月24日(月)
2017年4月23日から29日まで、中国国際放送局(CRI)の外国人記者たちが陝西省への取材旅行に出かけました。陝西省はかつてのシルクロードの始まりの地であり、現代の「一帯一路」の要所でもあります。
日本語部からは梅田記者と張強記者の2人が取材に参加しました。
前回の記事は「⑤20カ国からの取材が本格始動!」をご覧ください!
開幕式を終えて向かったのは、西安市の碑林博物館です。ここは北宋の元祐二年(1080年)に建てられ、現在は秦漢時代から近代に至るまでの貴重な石碑が約4000点収蔵されています。「歴史文化の宝庫、書道芸術の殿堂」とも称される国家一級博物館です。
西安碑林博物館
建物の中に足を踏み入れれば、林立する石碑群に圧倒されます。なるほどこれは「碑林」だと納得。さらに、建物の外壁にも碑が埋め込まれているという徹底ぶり。全てを鑑賞するには一日かかってしまいそうです。
石碑の数に圧倒される
建物の外壁に埋め込まれた石碑
奥まで進むと、石碑から紙へ文字を写す拓本取りの実演をしていました。石碑に紙を当て、専用のブラシやばれんで墨を叩いて写し取ります。拓本は、その場で販売もしています。
拓本を取る職人に外国人記者は釘付け
背の高い石碑の拓本取りは大変!
鶴の姿が浮かび上がる、朱色の拓本も
昔の人の思いが刻まれ、悠久の歴史の中で姿をそのまま残してきた石碑を間近に見られるというのは、感慨深いものでした。
碑林博物館の入り口に立つ張強記者
(梅田謙)
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