会員登録

中国鉄鋼工業協会、米鉄鋼輸入調査が公平貿易原則と不一致

2017-04-27 14:06:00     cri    

 中国鉄鋼工業協会は26日、アメリカが中国などの鉄鋼製品輸入を調査することについて談話を発表し「アメリカ側は保護貿易主義のシグナルを発しており、そのやり方は公平貿易の原則に背いている。中国鉄鋼業界は事態の変化を注目し続けていく」と表しました。

 アメリカのトランプ大統領は20日、外国からの鉄鋼製品の輸入が国家の安全を損なった理由で輸入を阻止するかどうかを調査するよう命じる大統領令を商務省に出しましたが、これは「中国に対するものではない」とも示しました。

 これを受けて、中国鉄鋼工業協会の報道官は「アメリカは鉄鋼消費の大国であり、世界最大の鉄鋼輸入国でもある。アメリカ側の統計によれば、2016年鉄鋼の輸入量と輸入額は前の年よりそれぞれ14.8%と26.4%下がった。国際鉄鋼市場への圧力がさらに深刻なものとなった」と表しました。

 この報道官はさらに、「中国の鉄鋼製品のアメリカへの輸出が少なく、アメリカ鉄鋼産業の安全を脅かすことはない。アメリカにとって、鉄鋼製品の主な輸入相手国はほかの国で、中国ではない。アメリカが鉄鋼産業の構造調整、時代遅れの生産能力の整理、産業のレベルアップに力を入れ、その鉄鋼業の影響力と役割を果たし、国際鉄鋼業の良好な発展を促進するよう望む」と述べました。(殷、kokusei)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS