上海協力機構（SCO）外相会合に出席するため、カザフスタンを公式訪問中の王毅外相は21日、ナザルバエフ大統領と会談を行いました。

　ナザルバエフ大統領はその席上、「中国とカザフスタン両国は特殊な全面的戦略協力パートナー関係にあり、国家関係の良い手本を樹立している」として、来月の中国訪問と『一帯一路』国際協力サミットへの出席に向けて準備を整えていることを示した上で、「習近平国家主席が6月上旬にカザフスタンを公式訪問し、アスタナサミットに出席することを歓迎する。両国の『一帯一路』の共同構築により、両国および地域の平和、安全と繁栄をもたらして行きたい」と述べました。

　これに対して王外相は、「今年は両国の国交樹立25周年を迎えている。中国側はこれをきっかけにカザフスタン側と共に努力し、両国の全面的戦略協力パートナー関係を絶えず新たなステージに推進していきたい」と語りました。（雲莎、謙）