李克強首相は12日、北京で主宰した国務院常務会議で、小中学校や幼稚園のリスクマネジメントシステムを構築し、安全な教育環境を作り上げることを強調しました。校内暴力を防止するメカニズムを築き、いじめの早期発見と対応、阻止を行うとともに、過度ないじめ行為について法律に基づき処罰することが要求されています。

　子供たちの健全な成長は、多くの家庭の幸福に影響を与えます。そのため、小中学校や幼稚園といった公共の教育機関における安全は重視すべきだとされています。会議では、校内安全の責任を校長（園長）が負う制度の実施や、学校と生徒の安全に関わる行為、特に校内暴力を厳しく処罰すること、いじめ防止メカニズムの構築、施設の安全基準を満たすことなどが要求されています。（殷、謙）