習主席は、「両国は2014年に相互尊重、共同発展の戦略的なパートナー関係を構築して以来、政治における相互信頼を深め、互恵協力を強めて、新しい関係発展を遂げている」と示しました。

　また、「現在の国際情勢は複雑で、変化が大きく、発展途上国の直面する課題が増えている。中国は『持続可能な開発のための2030アジェンダ』の実施や、気候変動などの大きな問題について、ミクロネシアと協力を強化し、発展途上国の共通した利益を保っていきたい。共に地域問題において積極的な役割を果たし続け、太平洋の島国の問題について対話と交流を深めていくことを望む」と強調しました。

　これを受けて、クリスチャン大統領は、「ミクロネシア政府は『一つの中国』の政策を断固として堅持する。また、気候変動やグローバル化などの重要問題における中国の立場を支持する。中国がミクロネシアの経済と社会の発展に与えてきた長年の支持と支援に感謝し、中国の『一帯一路（シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード）』構想を高く評価して、この枠組み内の実務協力に参加したい」と期待を示しました。（殷、謙）