韓国海洋水産省によりますと、24日11時ごろ、引き揚げ作業中の旅客船セウォル号は、目標水位の水面上13メートルまで浮上し、午後８時３０分ごろに半潜水船から200メートル離れた海域に到着したことが明らかになりました。順調であれば、船体は早ければ3月末或いは4月初旬ごろに木浦（モクポ）新港まで運ばれます。

　旅客船セウォル号は2014年4月16日、韓国南西部の珍島沖で沈没し、乗客乗員476人のうち172人が救助されましたが、295人が死亡、9人が行方不明になっています。（RYU、keiko）