会員登録

北京でフォーラム 中国経済の転換と構造改革が焦点

2017-03-20 09:34:20     cri    


 中国発展ハイレベルフォーラム2017年年次総会が19日、北京で開幕しました。国内外の企業家や専門家・学者、政府関係者、国際機関の代表らが集まり、「中国と世界:経済モデルチェンジと構造改革」をテーマに議論を行っています。

 張高麗副首相は開幕式で挨拶に立ち、経済のグローバル化を推進し、保護貿易に反対すると強調するとともに、「イノベーションと改革を原動力として経済成長を促し、イノベーション型の世界経済を共に構築し、世界経済の中長期的な成長のポテンシャルを掘り起こすべきだ」との考えを示しました。

 フォーラムの中国側議長を務める国務院発展研究センターの李偉主任は、「今回のフォーラムはサプライサイドの構造改革や、中国製造2025、環境ガバナンス、ハイレベルな対外開放、クロスボーダーの資本移動など一連の重要な議題をめぐって討議する。これらは中国の経済成長が直面している問題であり、世界経済の成長にも密接に関わる問題だ」と指摘しました。

 フォーラムの外国側議長を務めるHSBC社CEOのスチュアート・ガリバー氏は発言の中で、「中国は『一帯一路(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロードの構築)』構想の提唱を通じて地域の経済成長を促す新しいプラットフォームを構築し、フェアなグローバル化を推し進め、発展途上国と先進国に利益をもたらしている」と述べ、世界は中国がパワフルで持続可能な経済成長を維持するだけでなく、自らが設定した大きな目標を早期に実現することを期待していると示しました。

 中国発展ハイレベルフォーラムは2000年に発足されてから、これまで18回開催されてきました。フォーラムに加入した外国の代表は120人を超え、中国側代表は129人、会議に出席する外国のオブザーバーは370人を超えています。(ZHL、謙)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS