中国からリベリアに派遣されていた第19期国連平和維持（PKO）部隊の隊員99人が、5か月の平和維持任務を終了、1日夜、国連の特別機で北京に帰朝しました。

　中国PKO第19期部隊は輸送部隊と工兵部隊からなり、2016年9月からリベリアの首都モンロビアで活動していました。その間に出動した車両台数はのべ800余り、踏査・修復を行った道路は距離にして500キロ余り、架設・修復した橋梁は十数カ所、輸送した物資は6000トン余りとなったほか、火災救助や、物資援助、家屋修復、医療回診、巡回検査などにも尽力し、国連の装備審査と任務遂行審査でも高い評価を獲得し、99人全員が国連メダルを授与されました。

　なお、第19期部隊の帰国を以て、中国が2003年から14年間にわたり実施してきたリベリアでの平和活動は終了することになります。（朱、む）