広西チワン族自治区では、「2017年非公有制経済のモデルチェンジと発展フォーラムおよび関連活動」が行われています。フォーラムに参加中の香港都市大学商学院院長補佐で、経済・金融学部に所属する兪偉峰教授は26日、「世界一流の民営学校を育成するため、地方政府は新しい民営教育促進法の実施細則を制定するに際して、米国のハーバード大学やスタンフォード大学といった名門校の発展の経験を参考にすることができる」との考えを述べました。

　兪教授は「学校はその政治的素養が政府に認められる必要がある。また、学校の良し悪しは学生の就職状況や就職後の収入によって決まる。民営学校を成功させるには多くの社会に役立つ人材を育てなければならない」と述べました。

　さらに、兪教授は「新しい民営教育促進法が公布されて以降、地方政府は学校に対して監督管理を強化すると共に、関連の政策支援を実施し、財産の所属や管理権の所属、割り当て制度、料金徴収、学生募集、教師の管理といった敏感な問題を適切に処理し、民営教育の環境を作らなければならない」としました。（ヒガシ、謙）