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「中米対話」シンポジウム、新情勢下の中米関係を討議

2017-02-23 15:08:42     cri    
 中華エネルギー基金委員会主催、米エネルギー安全保障委員会共催による「中米対話」第11回シンポジウムが22日、香港で開催されました。

 会議に参加したゲストらは、「新情勢の下における中米関係及び世界の政治環境」をテーマに討議を展開しました。

 中国現代国際関係研究院の袁鵬副院長は席上、「中米間で最大のリスクは具体的な問題ではなく、双方の意思疎通メカニズムにある」とし、「トランプ大統領個人は現在の対話メカニズムをあまり重視していないようだ。だが、両国の間に何か危機が発生した場合、どのように効果的な意思疎通を行うかは両国政府にとって最大の課題だ」と指摘しました。

 米大統領選期間中にトランプ氏陣営の安全保障問題担当の上級顧問を務めたウールジー元CIA長官は、「中米関係に必要なのは、無駄な言い争いに力を使うことではなく、双方が実りのある事を共に進めることだ。インフラ整備やエネルギー事業を始め、『一帯一路』構想も中米両国の協力により良いチャンスを提供している。共通利益を求める協力は、終始中米関係の主流となる。両国は繁栄と発展のプロセスで良好な協力関係を続けていくだろう」との見解を示しました。

 また、米エネルギー安全保障委員会の上級顧問を務めるガル・ルフト米グローバル安全保障分析研究所共同所長も、「中米両国は互いを必要としている。中米関係の未来は麗しいものとなる」と述べました。(玉華、む)

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