このほど開かれた新疆ウイグル自治区貧困扶助開発活動会議によりますと、2016年は新疆の貧困脱却任務における難関突破の為の重要な1年となりました。

　この一年、自治区内の貧困地区にあたる農村の住民一人当たりの可処分所得は前年より9.7％増加、自治区全体の平均レベルより1.7ポイント高くなった他、地域全体の貧困状態も着実な改善傾向にあり、昨年は初戦で勝利を収め、良いスタートを切ることができたといえる年となりました。

　自治区共産党委員会と自治区政府は2016年、長期にわたる社会の安定を目標に、中央政府の貧困脱却政策を揺るぐことなく貫き、確実な貧困の扶助を実施してきました。その結果、自治区内では、60万人あまりの貧困人口、810の貧困村、5つの貧困県が貧困からの脱却を実現したことが明らかになっています。（殷、む）