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ベトナム検問所で殴打被害の中国人観光客が転院

2017-02-13 12:51:34     cri    

 ベトナム入国管理当局の職員に殴打され負傷した中国人観光客の謝さん一家が12日、入院先の広西チワン族自治区東興市人民病院から実家の広東省湛江市の病院に転院、現在治療が継続されています。

 2月7日、謝さんと謝さんの母親、婚約者一行3人がベトナムのモンカイ国境検問所で検査を受けた際、ベトナムの入管スタッフからチップを求められ、このうちの謝さんがスタッフから殴打されました。広西チワン族自治区東興市人民病院での検査と診断の結果、肋骨3本の骨折のほか、少なくとももう1本の肋骨にひびが入っており、さらに複数個所で軟組織の損傷が確認されました。

 2月11日夜、中国外務省領事局がWechat上の公式アカウントを通じて発表した情報によりますと、駐ベトナム中国大使館と中国外務省領事局の責任者が相次いで、ベトナム外務省と在中国ベトナム大使館の責任者に厳正な申し入れを行いました。

 中国外務省と駐ベトナム中国大使館はいずれも、引き続き事態の推移を見守り、事件に巻き込まれた中国国民の正当かつ合法な権益を確実に守っていくとの考えを表明しています。なお、駐ベトナム中国大使館筋によりますと、これまでのところ、ベトナム外交当局からはなんら通達が届いていないということです。(Yan、む)

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