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教育貧困扶助ブルーブック並びに「中国教育貧困扶助報告(2016)」の出版記念会が12日、北京で開かれました。ブルーブックでは、貧困家庭が子供に十分な教育機会を与えられないなど中国の教育分野における貧困扶助事業が直面している6つの顕著な問題を指摘しました。
同ブルーブックは、北京師範大学中国教育貧困扶助研究センターと社会科学文献出版社によって共同で発表されたものです。ブルーブックは、現在、貧困地域と貧困層における教育の発展状況が楽観視できるものではなく、継続的改善を必要とするところが依然として多いと指摘した上で、基礎教育分野で、資金投入の不足やアンバランス、および投資効果に関する問題が際立つこと、学校総数の不足や施設と設備の老朽化によって、教育のクオリティが比較的低い状態にあること、教職員の人数と能力がニーズに応えられず、その増員や資質向上を急ぐことが俟たれること、貧困家庭が子供に十分な教育機会を与えられず、教育への重視が足りないこと、貧困地域における教育管理のレベルが比較的立ち遅れていること、9年制義務教育の卒業比率を引き上げることが必要であること等、6つの問題を取り上げています。(洋、む)
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