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北大西洋条約機構(NATO)のゴッテモラー事務次長は9日、ブリュッセルのNATO本部で、ウクライナのフロイスマン首相と会談しました。双方はウクライナ東部の情勢について意見を交わしました。
ゴッテモラー事務次長は合同記者会見で、「ウクライナ東部ではこの2年の間に、過去最も激しい衝突が起きた。この新情勢をNATOは見過ごせない」と強調した上で、「この状況の責任は、ロシアにもある」と指摘し、約束事を守るようロシアとウクライナ双方に呼びかけました。また、今後もNATOからウクライナに政治面と物資面の支援を継続することを表明しました。
これに対しフロイスマン首相は「ウクライナはNATOのパートナーである。今後も双方の協力推進に尽力し、欧州大陸の安全確保のためにも、この協力を推進することでさらなる効率化を目指したい」との考えを示しました。(ミン・イヒョウ 謙)
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