李首相は、「現在、国際政治経済の情勢には不確定、不安定な要素が増している。中独政府は協力の強化を通じて、貿易と投資の自由化、利便化を促進し、市場に向けて安定した、予想可能なシグナルを発し、現行の国際システムと秩序を共に維持していくべきだ。その為にも、ドイツ政府と交流と協力を密接にし、G20ハンブルク・サミットを成功に向けて後押ししていきたい」と述べました。

　メルケル首相は、「ドイツ政府は今年、中国とのハイレベルでの往来を保ち、経済貿易、新エネルギー、電気自動車、第三国市場などの分野及びG20枠組み内での協力を深めたい。また、EUが『中国のWTO加盟議定書』の条約義務を履行するよう重ねて後押しし、EUと中国の投資協定に関する交渉が一日も早く完了できるよう望んでいる」と述べました。（玉華、む）