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ESCAPは報告書の中で、「2016年、世界経済全体の成長率が2.2%であった一方、東アジアと南アジアの経済成長率は5.7%に達したと見られている。また、強力な消費と、緩やかに回復している投資、およびマクロ経済政策の緩和によって、東アジアと南アジアの経済成長率は2017年と2018年に共に5.9%に達する見込みだ」としています。
また、中国経済については、「安定した国内需要と、これを支える財政政策が推進される中で、中国経済の2017年と2018年の成長率は、2016年の予想成長率6.6%をやや下回って6.5%に達する見込みだ」と予測されています。
報告書はさらに、「東アジアと南アジアの経済は減速のリスクや、政策の面での課題に直面している。もし、金融市場で新たに大幅な変動が発生したならば、一部の東アジア経済体では、企業と家庭の債務がますます増える恐れがある。また、南アジア地域では、改革のプロセスが妨げられる可能性も出てくるだろう」と警告しています。(玉華、謙)
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