中国国家統計局が13日に発表したところによりますと、2016年の中国経済成長率は6.7%程度だと見込まれているということです。

　中国国家統計局の責任者は、「ここ数年、世界経済が長期的調整期に入っており、ヨーロッパやアメリカ、日本など主要経済体の世界経済成長へのけん引力が明らかに弱まっている。インドなどの国々の経済成長が割りと速いが、経済規模が大きくないため、世界経済成長の主なけん引力にはならない。近年、中国の経済発展は新常態に入り、成長がいくらか緩やかになるが、依然として中高速の成長を保ち、その成長速度は相変わらず世界主要経済体の先端を行っている。現在中国の世界経済の成長への貢献度は３０％を超え、世界経済の成長にとって最も大きなエンジンとなっている」と表明しました。（万）