会議は、「中小企業や零細企業のエクイティ・ファイナンス（新株の発行を伴う資金調達）を拡大させ、そのために便宜を図ることは、供給側（サプライサイド）の構造改革における重要な措置だ」とした上で、「このことは、多層的な資本市場システムの健全化、実体経済の転換とモデルチェンジのためのより良い金融サービスの提供、イノベーション駆動型発展戦略の実施、『大衆創業・万衆創新(大衆による起業・万人によるイノベーション)』という発展戦略の実現において重要な意義がある」と示しました。

　具体的な措置は、第一に、地域性株式市場の規範的な発展を促し、所属する省級クラスの行政区域内にある中小・零細企業に積極的なサービスを提供すること。第二に、各省（自治区・直轄市）と計画単列市(政令指定都市に相当)の域内にある株式市場の運営機関を適切に統合し、１つにすること。第三に、適格投資者制度を実施すること。第四に、監督管理の責任を強化することなどが盛り込まれています。（Lin、謙）