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中国初の中高生による小衛星発射成功、習主席が祝意

2016-12-28 19:40:32     cri    
 「八一・少年行」と題する小衛星が28日、太原衛星発射センターから打ち上げられました。小衛星はその後、予定の軌道に乗り、電波を送り返すことに成功しました。

 長さ12センチ、幅11セント、高さ27センチのこの小衛星は、中国では中高生が設計、試作を担当した初の衛星です。北京市八一中学校の40人の中学生と高校生からなるチームが手がけたものです。

 小衛星の発射に先立ち、習近平国家主席がチーム宛に書簡を送りました。習主席はその中で、「皆さんの設計と試作による小衛星がまもなく発射することを伺い、大変嬉しく思っている。中高生が科学普及を目的に、小衛星を設計、試作するというのは大変良い試みである。皆さんが科学技術の高い峰をめがけて登っていく情熱と勇気に喜びを感じる」とした上、先生と生徒たちに新年の挨拶を送りました。

 「北京市八一中学校」が習主席の母校でもあります。この9月9日に、習主席がこの学校の科学普及実験室を訪れ、小衛星の研究と試作にあたる教師や生徒と交流しました。その際、「小衛星が発射する際にぜひ知らせてほしい」と念を押しました。今回の書簡は生徒たちの手紙に対する返信です。

 なお、小衛星「「八一・少年行」は軌道上で180日間運転し、地球に対する撮影や無線通信、音声伝送及びその他の科学実験を行う予定です。(Yan、Kokusei)

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