中国鉄道総公司は25日、上海と昆明を結ぶ滬昆高速鉄道の貴陽から昆明までの区間が12月28日に開通予定であると発表しました。これにより、中国の東部と西部を結ぶ新たな高速鉄道が全線開通することになります。
滬昆高速鉄道は上海市、浙江省、江西省、湖南省、貴州省、雲南省の6つの市と省を通り、総延長は2252キロに達します。上海―杭州区間は2010年10月26日に開通し、その後、杭州―長沙区間が2014年12月10日に、長沙―貴陽区間が2015年6月18日に開通しました。
高速鉄道総公司の責任者は「滬昆高速鉄道の全線開通は中国の西南地区と華南地区、華東地区、中南地区の時間的距離を大きく縮める。また、地区間の交通条件を改善し、地域経済と社会の発展のために重要な意義を持っている」と述べました。(hj 謙)
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