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韓国憲法裁判所では22日、国会による朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾訴追案について初の予備審理を行い、旅客船セウォル号沈没事故発生後7時間の足取りを説明するよう、朴槿恵(パク・クネ)大統領側に求めました。
韓国メディアの報道によりますと、当日の予備審理は約40分間にわたって行われ、朴大統領の弁護士団が参加しました。
憲法裁判所は、正式な審理が始まる前に、国会の弾劾訴追案で言及された朴大統領の罪状について、人民の主権と法治など憲法の原則に対する違反、職権の濫用、言論の自由に対する侵犯、民衆の生命権の保護義務違反並びにその他刑事犯罪の5項目に整理することを提案しました。このほか、国政介入の中心人物である崔順実(チェ・スンシル)氏と、大統領府の禹柄宇(ウ・ビョンウ)前民政担当首席秘書官を含む出廷する証人の人選を固めました。
また、憲法裁判所は、旅客船セウォル号沈没事故当日の大統領の行動を、時間を追って漏れなく詳述することを朴大統領側に求めました。
なお、2014年4月16日に起きた旅客船セウォル号沈没事故の際、朴大統領の事故後7時間の足取りはこれまで明らかにされていません。この点は、弾劾案の焦点の1つにもなっています。(Mou、む)
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