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中国農業と農村経済 2016年の歩み

2016-12-21 17:19:49     cri    

 中国は2016年、「三農(農民、農村、農業)」事業で、新しい試みを始め、成果をあげています。これらの成果が、「三農」に関する問題を解決するためのヒントになると見られています。

 河北省張家口市のオーツ麦を刈り入れる様子。このような良質な牧草の栽培を通じて、牧畜業の発展に努めている。生産力の大幅な引き上げだけでなく、過度の放牧による自然破壊を避ける効果も。

 河北省長清県の農場で、トウモロコシの茎で作られた有機飼料を与えられるヤギ。地元農民は約13ヘクタールの農場を牧場に転用して、近代農業モデルの取り組みを始めている。

 河南省輝県ではここ数年、「合作社+農家」という農家同士の協力モデルが始まっている。これにより、地元住民の多くが作物をサツマイモに切り替え、粉条(太い春雨)や澱粉などへの加工までを行う。農産物の付加価値の向上がねらいだ。

 湖南省にある永清環境保護グループのスタッフが大気降下物を採取する様子。湖南省長株潭地区は2016年から、管轄下の農地のうち約11万3000ヘクタールを、重金属に汚染された耕地を浄化するための試験地に指定した。同グループが修復に取り組んでいる農地は現在、約1万3000ヘクタールになっている。

 広西都安ヤオ族自治区の農家出身の女性が、創業パーク内の企業で勤務している。この創業パークにはすでに複数の企業が進出しており、貧困撲滅事業によって貧困地区から移住してきた住民に5000の雇用機会を提供している。

 配当金の小切手を受け取る浙江省湖州市の農民。この村は新農村建設体制イノベーション試験区に指定されており、村民はその経営に参加できる。余剰住宅を資本金として出資し、株主になるという形式だ。

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