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世界インターネット大会に習主席ビデオメッセージ

2016-11-16 17:21:47     cri    

 第3回世界インターネット大会が16日午前、浙江省の烏鎮で開幕しました。開幕にあたり、習近平国家主席はビデオメッセージで重要な談話を発表しました。習主席はその中で、中国政府と中国人民を代表し、また、個人の名義で大会の開催に熱烈に祝賀の意を表わし、来賓たちに真心のこもった挨拶を送りました。

 習主席は談話の中で、「インターネットは我々の時代において最も活力のある成長分野だ。インターネットはスピーディーな発展を見せ、人類の生産と生活に大きな変化をもたらしている。それと同時に、人類社会に一連の新しいチャンスとチャレンジをももたらしている。インターネットの発展には国境もなければ垣根もない。その利活用にはサイバースペースでの国際協力を深めて、手を携えてサイバースペース運命共同体を構築しておく必要がある」と訴えました。

 さらに、「去年の大会で、私はグローバル・インターネット・ガバナンスの『四つの原則』と『五つの主張』を打ち出し、国際社会から幅広い反響を得た。中国は国際社会とともに人類の共同の福祉を基礎にして、サイバー主権の理念を堅持し、世界のインターネット・ガバナンスがより公平かつ合理的な方向に向かってまい進していけるよう推し進める。また、サイバースペースにおける平等と尊重、イノベーションと発展、オープンとシェアリング、安全と秩序という目標の実現にも向けて推し進めていきたい」と強調しました。

 その上、「インターネットが人類により良い福祉をもたらすためにも皆さんが幅広く知恵を出し合い、共通認識を増やして協力を強めてほしい」と期待を述べ、大会の成功を祈りました。

 なお、開幕式に出席した中国共産党中央政治局常務委員、中央書記処の劉雲山主任は「習主席の重要な談話はインターネット時代の発展の大勢において深い洞察があり、人類共同福祉への高い関心を示している。これは国際社会、とりわけ幅広い発展途上国の共通した声を表している。そして、世界のインターネット・ガバナンスの推進に中国の知恵を貢献したものである」と挨拶しました。

 第3回世界インターネット大会は11月16日から18日にかけて、浙江省烏鎮で開催されています。「イノベーション主導 人類に福祉を――サイバースペースにおける運命共同体の構築に向けた提携」をテーマに、110の国と地域の政府代表、国際機関の責任者、インターネット企業の指導者、インターネット上の有名人、専門家や学者ら合わせて1600人余りが出席しています。(Yan、星)

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