国防省の呉謙新聞報道官は27日北京で、中国、ロシア、イギリスとパキスタン4カ国の空軍飛行隊が珠海エアショーで飛行パフォーマンスを披露することを明らかにしました。これは珠海エアショーにおいて、外国の飛行隊と飛行機数の参加規模が最大だということです。

　この日開かれた国防省の定例記者会見で、呉報道官は、11月1日から6日にかけて第11回中国国際航空航天博覧会 （Airshow China）が広東省の珠海市で開催されることを発表した上で、飛行パフォーマンスでは、「ロシアチームはSu-27 とMiG-29戦闘機の混合編成で、ロシア国外初の混合編成飛行となる。イギリスのアクロバット飛行チームは「レッドアローズ」の「Hawk T.Mk1」12機で構成され、初めての訪中パフォーマンスである。パキスタンチームは新型戦闘機JF-17Thunder（サンダー）3機で今回のエアショーに参加する。そのほか、中国空軍・八一飛行表演隊はJ-10戦闘機7機が参加する」と紹介しました。

　さらに、呉報道官は「中露英パ4カ国の飛行隊が同じエアショーに登場するが、これは珠海エアショーの歴史において、外国の飛行隊と飛行機の参加で最大規模になる」と語りました。（雲、keiko）